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ステッドラーとファーバーカステルの鉛筆

鉛筆と言えばよく知られているとおり断面が6角形あるいは丸の木軸の中心に芯が入ったものです。日本では小学生になると必ず鉛筆を使って勉強をします。これは欧米でも同じです。

鉛筆の芯は黒鉛(炭素の結晶のことで、毒性のある鉛ではありません)と粘土を混ぜ合わせ、細長くして高温で焼き、滑らかな書き味を得るため油に浸して作ります。その芯を芯の形の溝を切った木で挟み込んで木軸鉛筆はできています。さらに鉛筆の木軸は湿気を嫌いますのでしっかりとした塗装を施します。

鉛筆には一般的に9Bから9Hまで芯の硬度があり、デッサンや製図、文字を書くなどの目的で硬度を選定します。通常の筆記には2B、B、F、HB、Hが使われ3Bから9Bはデッサンなど絵画の用途に、2Hから9Hは製図などの用途に用いられます。硬度は黒鉛と粘土の混合比で変化させ、黒鉛を多く含ませると固く、粘土を多くするとやわらかくなります。硬度を表すH、B、Fは

  • H:Hard:硬い
  • B:Black:黒い
  • F:Firm:硬い

の意味です。HとFの英語上の意味が同じですが、硬度順からHよりFのほうが柔らかい(黒い)傾向であることは分かります。日本の工業規格(JIS)では6Bから9Hまでが定められていますが現存する硬度はさらに幅広くなっています。欧米ブランドの鉛筆では同じ硬度が表記してあっても実際の濃さや硬度が違うということを知っておくと良いかもしれません。

芯の硬度

マークシートなどで鉛筆が指定されるのは、黒鉛を使った鉛筆がマークシートの読み取り機が発する赤外線を最もよく吸収するためです。また長い年月で色が変化してしまうインクに対して、色の変化がない鉛筆は多くの記録書に利用されています。

ステッドラー ペンシルホルダー90025

短くなった鉛筆は上の写真のようにペンシルホルダーで持ちやすい長さにして使用することで末永く利用できます。短くなると鉛筆削りも使えなくなるため色鉛筆などに付属しているような鉛筆の先端部分だけ入れて削るものを利用したり、小刀やボンナイフ(カミソリ刃が挟み込んである安価なナイフ)で削ります。

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